サイレントクレーマー
日本人はサイレントクレーマーの傾向が強いと、海外の観光地では考えられているのやとか。昨年でしたか、フランス人が「日本人は、その場では文句を言わないが、帰国してから文句を言う」てなことを言うとりましたわ
サイレントクレーマーとは、商品やサービスに不満があった場合、直接(販売者や製造者、あるいは提供者に)苦情を言うのではなく、その商品やサービスを二度と購入しなくなる=購入しないことで苦情の意思表示をするという客のことを指します
場合によっては、自身が購買することをやめるだけではなく、いかにその商品やサービスがよろしくなかったか、周囲に喧伝することもあります。提供者の与り知らぬところで悪評が広がってるというパターンですな
ぶっちゃけ、わしにもそのケがあります。例えば呑み屋に入って、サービスや味や雰囲気が「こらアカンわ」と感じたら、一杯だけ呑んで帰ります。そしてブログに書きます(ぉぃw
あまりにも酷い時はその場で苦情を言うこともありますけど、その雰囲気をよかれとする客もいるのでしょうから、基本的に持ち帰ってからのことにしております
しかし、このサイレントクレーマーというやつは、提供者側にしてみれば厄介な存在なのです。まず、表立っては黙ってるがゆえ、クレーム事案があったことすらわかりません。現状でOKなのだと考えてしまうのですわ
さらに、二度と接触がないため、原因を探ろうにも探れない。「どうせ少数の客が減った程度だろう」と思ってたら、いつの間にか売上が激減していたという展開になったりさ
不満な箇所を指摘してくれたら改善もできるのに…、と提供者は考えるかもしれません。モンスタークレーマーはともかく、一般l客の苦情というものは、ある意味、提供者の体質を改善していくためのものでもありますからね
そういう点で、サイレントクレーマーは「提供者側を成長させない」存在であります。まぁ中長期的にみればクレームの存在や内容に気付くこともあるでしょうから、それなりに成長のきっかけにはなりますが、気付いた頃には遅かったってのもあるわけでして
昨今はネットの普及もあり、最初の1人が通常のクレーマーだったとしても、その声に呼応するサイレントクレーマーが増殖することもあります。花王はまさにその典型例ですね
さて、現在このサイレントクレーマーが絶賛増殖中なのが、言うまでもなく朝日新聞です。週刊誌は連日の朝日批判特集、そして購読をやめる、広告を出さないという宣言をした企業や著名人もおりますけど、黙って行動に移す人の方が圧倒的に多いのですわ
朝日の場合、クレームの原因はハッキリしております。例の従軍慰安婦についての大「誤報」ですね
正面から謝罪しておれば、風当たりは相当強いものの、まだ味方を増やすことはできたかもしれません。しかしながら、朝日は逃げる道を選んでしまったのね。火に油というか、そりゃ静かな怒りを増やすだけですって
かく言うわしも、こうやってブログでサイレントクレームしてるんですけどねw
まぁ朝日さんがイデオロギーと心中するのも、言論機関()としては名誉なことなんじゃないですか(棒
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2014年9月21日(日)
大阪市住吉区 朝日温泉
1詳細調整中
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