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途中下車


どの雑誌だったか忘れてしもたのですが、掲載記事のタイトルに「日本はグローバリズムから降りよ」というのがありましてね。たしか執筆者は藤原正彦氏やったと思うのですが、そのあたりも記憶が曖昧で母さんや、わしの晩ご飯はまだかね?状態
(;´Д`)


それはさておき、そのタイトルを見て「まさに我が意を得たり!」と膝を叩いたのです。先日のエントリー「非グローバリズム宣言」にも書いたように、わしはグローバリズムなるものは「大多数が不幸へ向かう競争」やと考えているからです


数字至上主義になりがちなため、人間を「駒」のように扱わざるをえなくなり、便利になったー!安くなったー!の反面、人間が本来持っておくべきものが次々と奪われ、失っていくシステムでもあります


まぁその記事がわしの見解とイコールなのかどうかは、読んでないのでわかりません。ただ、このアホらしい競争から日本は降りるべきであるという意見には、同意せざるを得ないのです



ところで奥様、これを見てくださいます?このところ愛用している関西の中堅スーパーなんですが、


2011123020450000.jpg


桜たまご138円、に目が行きますが、注目すべきは初売りの日なんですね


周辺には競合他店、大手もあるというのに、1月4日スタート、つまり三が日はまるまる休みます宣言してるのです。元旦から開けるのが当たり前のようになってる昨今の流れの中で、これは非常に素晴らしい


生鮮中心の店なので、ひょっとしたら入荷が難しく、休まざるをえないのかもしれません。でもねー、本来はかくあるべしなんですよ。普通の店が元旦から開いてるなんて異常なんだすよ


だってさ、店が開いてるということは、そこで働いてる人がいるということです。買う側は便利だろうけど、正月休みもなく働いてる人がいるってことなのよ


そして店だけでなく、それにまつわるサプライチェーン(メーカーや生産者、流通)も動かなければなりません。1つの店を開けるために、どれだけの人達が正月休みナシになっていることか


もちろん、みんなが休んでる間でも働いてくれてる人達がいてるがゆえ、社会がうまく動いているのは理解しとります。しかし現在のそれは「やり過ぎ」感がありありなのです


上の例は生鮮スーパーですが、これがたとえばコンビニやドラッグストアであっても同じです。そこへ物を動かすために働いている人がいる。24時間営業であるならば、交代制とはいえ、24時間体制でサポートしている人がいるわけです


これまでは、そういう裏方の人達のことについて、「便利だー、安くなったー」と利用する側は、接点というか実感というか、とにかくあまり意識したことは無かったでしょう


しかしながら、グローバリズムやら新自由主義やらの蔓延のおかげで、便利さや安さを享受している側が、同時に休みを返上したり賃金が下がったりする側であることが増え、


「便利になって時間が余るはずなのに、なんでこんなに時間が無いんだ?」

とか

「物が安くなってお金が余るはずなのに、なんでこんなに金が無いんだ?」


などという事態になってるのですね。おかしいでしょ?やり過ぎ感というのは、そういうことなのです


結局のところ、競争競争競争で、誰もそこから降りられなくなっているがゆえ、このようなことが起きるのです。降りた瞬間に負けてしまう、そういう一種の強迫観念とでも申しましょうか、それで身動きが取れなくなってるのですわ


果たして、降りた瞬間ホンマに「負け組」になるのでしょうか?


上の生鮮スーパーの例で言えば、周辺との「三が日競争」から降りたことになりますが、しかし同店が負け組になるとは思えませんね


そりゃ三が日分の売上げは減りますが、それは休日出勤手当を出し、従業員が不平不満を募らせ、そのわりに大した売上げにはならないことを考えると、長い目で見て「どちらの勝ち」を取るかって話になると思うのです


同店がどのような意図でこれをやるのかは知りませんけど、少なくとも従業員の英気は養えます。これから小売業が低迷するニッパチ(2月、8月)の第一弾を迎えるわけで、その際にユニク■の店員みたく疲れた顔で接客されたら、余計に売上げが落ちます。それを回避してるだけでも意味があると思うんですがね



そんなわけで、グローバリズムから降りたとして、果たして日本はホンマに世界から取り残されるのか?率直に言うて、そんなわけがないと思います。むしろ取り残されるのは世界の方ではないかと


まぁそれがゆえ、日本がなかなか降りられないってのもあるんでしょうけどね
(´・ω・`)



最後に有名なコピペをペタリしておきます。これは笑い話のようですが、現状の矛盾を鋭く指摘してもいます



ある田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも活きがいい。

それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」と尋ねた。

すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師は、

日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建て、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」




実は「降りること」が正しいのかもしれませんね


WOEPライブ情報
1月7日(土)
日本橋 太陽と月

19時OPEN 1000円/要1drink
※anbaの弾き語り初めです〜



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テーマ : 日本の未来
ジャンル : 政治・経済

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Secre

No title

降りること
さがること

視点をかえてみると
案外それが正しいと拙者も思います

2012年はその部分を深く考え
アクションしたいと思おちょりまっすv


No title

はい、とりわけキービーさんは
ご健康面を考えて
おりる、さがる
を検討していただければと思うのです
いやマジで
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Author:woep


大阪を拠点に、地下で細々と、しかし男前に活動するロッキンロールバンド。このブログは、Vo&Gt担当のanbaが主に執筆しています。よろしくです。




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