昭和ノ音楽ニ我想フ
ゴールデンウイークに入って、本日は「昭和の日」。しかしあいにくの雨だったので、坊やと2人、家で遊んでおりました。電車とウルトラマンが大好きな坊やは、昭和生まれのわしと気が合います(計画通りw
昭和は遠くなりにけり。なつかしい時代であり、よき思い出もある時代なんですが、エエことばかりあったわけではありません。個人的なリアルタイム経験で言うなら、社会全体の緊張感は現在よりも高かった気がします
ですので、郷愁は多々あれど、全面的に礼賛するような気は毛頭ないのです。昔は昔、今は今、それだけのことですね
ただ、音楽に限って言うならば、あの時代のメロディーは強烈で、1度聴いたら覚えてしまうぐらいのインパクトがありました。わしの作る曲が昭和くさいのは、おっさんだからという理由だけではなく、どこかあのインパクトへの憧れがあるんやろうと思うとります
使ってるコードはシンプルなものが多いのですが、コードチェンジのタイミングが現代とは違う位置だったり、ピンポイントでちょっと変わった進行を入れたり、こっそり転調を挟んだりと、意外なぐらい芸が細やかなのです
そういう風になるのは、たぶん完全にメロディー先行で作ってたからなんでしょうなぁ。転調してもツギハギ感がまったく無いところに、あの時代の音楽的豊かさを感じてしまいます
ひょっとすると大半の楽曲が、作詞・作曲・編曲、それぞれ分業体制にあったことも、音楽的豊かさを育んだ意味では良かったのかもしれません
いわゆるニューミュージック(わしはこの言葉が大嫌いでしたが)の台頭以降、自作自演のシンガーソングライターがもてはやされるようになりまして、その傾向は現在でも続いております。が、しかし
三人寄れば文殊の知恵じゃないけれど、一人で作るよりも、それぞれの分野で優秀な人間を集めて作った方が、いろんな色が混じって面白くなる可能性は高いですよね。もちろんチームとして機能すればの話ですが
そのチームや共同作業の煩わしさ、そして利益率の薄さから、自作自演が主流になっていったのかもしれませんな
まぁ自作自演といえど、果たしてそのうちの何パーセントが生粋の自作自演なのかは、ちょいとわかりません。実は裏で共同制作していた、なんてこともありえますから(ゴーストとかw
オールマイティな人がそんなにたくさん居るとは思えないもんね。そういう意味では、看板を前に出して統率のとれた共同作業、をしてるのが現在の状況なのかも。曲が薄味になってるのも、そのあたりが一因なのかねぇ
それでは最後に、昭和の美しき匠のワザをご覧いただきましょう
オリジナル版
■YouTube:月光仮面 主題歌
そして歌詞を変えずにまったく別物の曲にしてしまった1978年度版(アニメ版)
■YouTube: Video Clip Centella
これはすごいわwww
WOEPライブ情報
2014年5月4日(日)
日本橋 太陽と月
19時開場/19時半開演/1000+1drink
※anbaの弾き語りです!
2014年6月28日(土)
岸里玉出 クロスロード
大阪市西成区岸里東2-15-19
詳細調整中
※アコWOEPです!エレキ使おっかな
■WOEP New Album
燃える男の唄
WOEP 公式website

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