なぜ押すのか
某所にて面白い話を見ましたぞ。「なぜライブハウスや出演者は時間を守らないのか」という話です。なんでも押しに押してしまい、終電の時間もあるので(お目当ての)最後のバンドをほとんど見れないこともあるのやとか
うーむ、WOEPにしろわしにしろ、そこまで押したライブイベントには出たことないなぁ。他の地域は知りませんが、大阪の場合、たいていの店は22時頃までに終演となってますし。呑み屋なんかでは「音出しは21時まで」なんてところもありますからな
それでも、遠方からわざわざ来られたお客さんにとっては厳しいのかもしれません。めっちゃ早く終電になってしまう路線もありますもんね
(´・ω・`)
さて、終電間際まで押すということはないけれども、全体的に2〜30分押しのライブイベントならザラにあります。結婚式の二次会とかなら(参加者が)追加料金を取られてしまうレベルでやってますな
いちおう弁護しておきますと、まず開演時間を遅らせるのには理由がありまして、その多くが「お客さんの出足、入り具合」なんですね。やはり少しでもお客さんの数が多い方がよかろう、という考えで、主に小さいハコでやってますね
まぁ押すことを想定してタイムテーブルを組んでるのでしたら、10分程度の開演遅れはどうとでもなるでしょう。小さいハコならいろいろと融通が利くことも多いですし
ただ、正直なところ、そのあたりはハコも出演者もお客さんも、ともに甘えてるような気もします。気持ちはわからんこともないけど、トラブル等を除いて、入りが少なかろうが定刻に始めればエエと思うんですけどね
次に、たとえ定刻に開演したとしても、ぞの後ズルズルと押してしまうことがあります。多くは出演者側の問題でして、以下の2つが考えられます
1:転換がクソ遅い
2:無理なセットリスト
1については、転換時間ってのはだいたい10ないしは15分なのですね。で、前出演者の撤収と次出演者のセッティングの合計でその時間内のはずなんですが、なぜかセッティング10分に撤収10分の計20分かけるバカもたまにおりましてな
撤収が異常に遅いヤツもおります。中には撤収の手を止めてお客さんと雑談を始めるバカもいてます。基本的に前出演者の撤収が完了してから次のセッティングとなりますので、これは実に迷惑な行為ですわ
セッティングがクソ遅いヤツもいてます。トラブルの場合は仕方ありませんが、本番にもかかわらずサウンドメイキングやバランスを取り直すバカもおりまして、そういうのはリハでやっとけや!と思うこともしばしば
撤収とセッティングの練習もしとけ!
2については、たとえば持ち時間30分でしたら、曲(演奏時間)だけで30分フルに使うセットリストを組んだりしてるのですね。合間のMCだったり給水だったりをまったく考えてないわけです
持ち時間がオーバーしそうなのに、予定してた全曲を無理にやろうとするバカもいてます。それをやると、次以降の出演者が巻きでやらねばならず、時には曲数を削らねばならんので、むっちゃ迷惑なんですわ
ウチの場合、1曲あたりが約3分半と短いものの、30分の持ち時間ならば上限は6曲までとしております。これで計21分ですので、MCやトラブル対処の余力を残してるわけです
てか、最近はやってませんが、ちょっと前まではわしのエフェクトボードには時計を入れてたんですよ。タイムキーパー代わりですわ。こう見えても時間管理にはシビアなバンドなのですw
時間にルーズなのがロックだ!みたいな風潮もありますけど、ぶっちゃけ言うと、複数の出演者が演じる場では、そういうのは単なるワガママに過ぎず、ロックでも何でもないわ
40分やらなければ自分達の言いたいことは伝わらないっ!とか思うんなら、ワンマンやホールレンタルでやりなよ。エエ音楽屋ってのは、最初のたった1曲でも言いたいことは伝わるもんなんだよ
あとねー、ハコも甘やかしちゃダメだと思う。時間内で表現できないペーペーには、出来るようになってこいと言うのがハコのスタンスじゃないのかね?お客さん優先ならそうすべきでしょう
まぁ正直なところ、押しを容認してる出演者もハコも、お客さんのことは考えてないよねって感じだすわ
WOEPライブ情報
2013年11月16日(土)
日本橋 太陽と月
19時半開演/1000円+1drink
※anbaのソロです!
2013年12月7日(土)
岸里玉出 CROSSROAD
19時開演
※アコWOEPです!
■WOEP New Album
燃える男の唄
WOEP 公式website

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