孤独のシャッチョさん
今日は「海の日」でしたか。海に行きてぇーッ!しかし仕事だ。毎年言うてるよなコレ。そして海に行くことなく夏が終わるのだ。もう潜り方、忘れちゃったよぅ。そんな夏をあきらめてのanbaです、こんばんは(涙
仕事といえば、ずいぶん前にやってた仕事で、中小企業のシャッチョさん達といろいろ話す機会がありましてね。まぁ当時は若造でしたので、本音を全部聞き出せたとは思えんのですが、なかなか興味深い話も多々ありましたわ
中小といえども、非常に高い見識をお持ちなシャッチョさんもいらっしゃり、その含蓄ある言葉に、若造はよくアタマを打ったものです(懐
一方、なにが社長じゃお前がか?片腹痛いわwwwwみたいなヒトもいてました。資産ごと引き継いだ二代目って、なぜかその手合いが多い。いや、立派な人もおりますけどね
で、当時の中小シャッチョさん達の多くに共通する悩みが、「人材がいない、来ない」でした。現在はどうなんだろう?仕事探してる人は多いはずですが、相変わらず規模だけで選ぶバカも多いのでしょうかね
その点については、少なからず同情いたします。しかしながら、多かった悩みのうちのもうひとつ、「右腕になるヤツがいない。自分1人がモチベーション高くて、社員はその考え方を理解できてない」については、当時にしても「???」でした
会社であれナンであれ、組織ってのは、トップに立つ人間の「影」です。「社員1人1人が『経営者』になったつもりで!」とナンボ謳ったところで、実際にはシャッチョさんの反映でしかないのね
すなわち、社員がフンダララと語るシャッチョさん自身に、なんらかの問題があるというわけです。当時の記録を読み返してみると、だいたい共通した問題点があったようです。テキトーにピックアップすると、
■高圧的、威圧的である
社員に対して「お前らに何がわかるんじゃい、何が出来るんじゃい」な姿勢。これ、負けん気の強い叩き上げなシャッチョさんに限って、無意識にやってることが多いのです
■責任をとらない
社内のトラブルならいざ知らず、外部からのクレームや指摘にも「ほらみろ、オレが言うてた通りやないか!」みたいな感じで、社員を責め、自分はエエとこ取りをして責任を回避するシャッチョさん
■カリスマになりたがる
自分に同化、あるいは従属することを暗に求めてくるシャッチョさん。バカに権力を持たせると、たいていこのようになります。辞めた人の悪口をネチネチ言い続けるのも、このタイプ
■朝令暮改
言うことがコロコロ変わるシャッチョさん。柔軟といえば聞こえはエエが、その実、感情に流されやすいだけのブレまくりやったり。で、それを社員がやると、なぜか大怒りするのよね
他にもあるのですが、これぐらいで。「うちの社長もそうだよぅ」とお嘆きの方もいらっしゃるかと(笑
上記のようなシャッチョさんの会社では、たとえエエ人材が来たとしても、なかなか育ちませんわな。自分が育てた!と豪語しても、実はもともと才覚のある社員やった、というケースが多いですし
まぁシャッチョさんといえども、やはり人の子なのです。完璧超人ではありません。オレをわかってくれ!!みたいなところが、どこかにあるものです
ただ、人の上に立つ、人を率いるってーのは、人として、それなりの器が必要になります。中二病みたいに「オレをわかってくれ!!」とダダをこねても仕方がない。ハッキリ言うて「孤独」なもんですよ
孤独でもいいじゃない。目標持った人間は、シャッチョさんでなくとも、孤独になりますよ。てか、人と人とのつながりなんて、ナンボ太くて強い絆に思うてても、糸の先でふれあってる程度のモンですからね
がんばれシャッチョさん!
どこぞの国のトップには通じん話やけどねw
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