誰に聴かせ(略:後編
むぅ〜ん、風邪が悪化しています。今朝起きたら鼻の奥が、コソコソどころか痛くなってました。このパターンですと、明日にはノドにきて熱が出るかと。というか、朝の時点で悪寒がしましたので、すでに熱はあるのですが orz
ね、寝たい… (涙
それでも仕事せねばなりません。これが低空飛行な貧乏人のツライところです。起きたら部屋中が諭吉さんだらけでした、という夢を見るのが関の山 orz
そんなわけで早く帰宅すべきやったのですが、なにぶん約束しておりましたので、しかたなく例のトムソンを見に知人宅へ行ってきました。「トムソンて何?」という方は、過去ログをご覧下さい
過去ログ:誰に聴かせるのか、チミの愛を(前編)
しかしながら、知人の「ごめんなー、ストラトやねんわー」の一言で、もう興味は半減。いや、ほとんど興味ゼロに。ブーブー、ムスタングとちゃうのかよぉ!せっかくパンチくんに、あの広告と同じポーズをしてもらい、それをバンドのフライヤーにしよっと考えてたのによーw
ブー垂れて帰ろうとするわしに、ちょっとだけでも見て行ってと引き止める知人。あのなー、いくら地下の底辺におるというても、25年以上ギター弾いてきてんねんぞ。そのわしにトムソンを弾けというのか?そんなコトは神が許しても、このわしが
持って帰ってきてしまいました orz
では、70年代クソギターの代名詞であった、トムソンのギターをご覧いただきましょうw
まずはヘッド。「Tomson SUPER SOUND」とあり、その下に小さく「FREEDOM OF EXPRESSION」と書かれてます。さらに先端部には「Special Made」ともあります。しょせんトムソンなので、こんな煽り文句に意味はありませんwww
ただ、トムソンの分際で、ラージヘッドやのに「付け耳(=材を付け足してヘッド形状にしていること)」ではありません。ネックまるごと1本の材で出来てます。ただし、ヘッド形状はどこかイビツというか、安っぽいです。さすがトムソンww
ブリッジ部。
いかにメンテナンスされてなかったかわかります(笑。たぶん駒のイモネジは回らんやろなぁ
どうせダイキャストのパーツやろうと思うてたんですが、意外にもブレス(スチール製)です。おまけに、ちゃんとセンターも出ています。生意気な!ww
さらに生意気なのはネックです
メイプル材の1ピースネックなんですが、表面にフレイム模様が出ています。いわゆるトラ目も微妙に見られます。生意気ですw
それと、指板は貼りメイプルです。それも、どうやらスラブ打ちの模様。うーむ
あと、ボディ材はベニヤ。ではなくて、木目からすると「セン」のようです。かなり薄めのクリア塗装なので、ほぼ間違いないと思います。おそろしいことに、材の継ぎ目がまったく見えません。ひょっとすると1ピースボディなんでしょうか
ただ、ピックアップはインチキ臭さ全開です。まずカタチがヘンです。そしてロウ漬けで固めてあるのではなく、赤いビニールテープで巻いてるだけの様子。そらアカンがな、ハウリまくるんとちゃうのん?w
さすがトムソン!手を抜くところは徹底して抜く。やはりこうでなくてはトムソンではありませんwww
ま、材がそこそこでも、これじゃ音は期待できませんな。というか、ナットが終わってるので、弦を張ることが出来ず、音の確認はしてないのですよ
とりあえず全体を見ていただきましょう
あれ?何かに似てる???
兄弟www
画像やと似てるんですが、実物を並べて見ますと明らかに違いがわかります。言うまでもなく、トムソンはどこか偽物臭さがプンプンしてるのです(笑
しかし、材だけ見れば、トムソンは噂されてたほどクソなギターではないようです。塗装も丁寧にされています。まぁ偽物臭さや安物臭さは漂ってますし、しょせんはB級C級ギターですので、音についてはアレでしょう。個体によっても激しい差があったとは思いますが、それは現在の安ギターもかわりませんからねぇ
さあて、ところでこのギター、どうすればエエのやら… orz
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燃える男の唄
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