アンテナ
たとえば、のお話。
マクドナルドやカップヌードルばっかり食って育ったヤツがいたとしましょう。ヤツにとって、それらは舌に馴染んだ味であり、ある意味「至高の味」なワケです
他にウマイ食い物があるとは聞くが、食ってみてマクドやカプヌーに近いモノを感じなければ、どんだけウマイ食い物であっても、ヤツには
マズイ( ゚д゚)、ペッ
となってしまいます。ほんで、「ああアレねぇ、食ったけど大したコトなかったわ」で終わります
和食のウマさを説いてみたところで、まったく通じません。あるいは「好みの問題やから」と言うてくるかもしれません。中には、マクドやカプヌーにこだわるコトを、誇りのように思ってる人もいてるでしょう
ヘタこくと、うまい和食を「あれぐらい、オレでも作れる」と豪語するヤカラもいてそうですww
な、なにかに似てます…
はい、言うまでもなく「音楽」です。食い物を「そのヒトが聞いてきた音楽」「そのヒトの周囲の環境」と読み替えると、なんとなくわかっていただけるのではないかと
前々からコッソリ思ってたのですが、ポックに代表される連中は、どんだけ素晴らしい音楽を聴こうが、どんだけ素晴らしいライブを見ようが、その素晴らしさをまったく理解できてへんのやないのでしょうか?
猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏、竹やぶ焼けた(違w
とまぁ疑問形で書きましたが、どうもそれはマジのようです。理解できてないどころか、「おもんない」「ちょっとやったらオレでも手が届く」などと考えてはるみたいです。あげくに、
「ホンマにスゴイ音楽やったら、こんなオレの心も動かすはずや」とおっしゃる
いやいやいやいやwww
ご自身のアンテナ感度の貧弱さを棚に上げた、まったく愚かな考えやと思います。それは、たとえるならマクドが「料理の何たるか」を語るに等しい行為ですわww
子供はフキの苦みや甘みが理解できません。いろんなものを食って、成長していくにつれて味覚が鍛えられ、やがてそれがわかるようになります
同じように、感性のアンテナ感度も、磨き、鍛えていかなアカンのとちゃいますやろか。他人の評論を当てにせず、自分の目や耳で本物を見分ける、理解できるようになるには、それ相応の経験や訓練が必要なはずですから
古い音楽を聞けばエエ、というモンでもないです。古いのにもクソな音楽はあるからです
いろんなバンドに参加すればエエ、というモンでもないです。ファーストフードでばっかりバイトしてて、料理のウデや味覚は向上しますかね?
実績のある音楽屋と知り合いであればエエ、というモンでもないです。それは虎の威を借るキツネ、もしくは金魚のフンに過ぎないですw
どないやってアンテナを磨いて鍛えていくのか?それはもう、自分で考えていくしかないですね〜
1つ言えますのは、甘っちょろい環境ではムリ。ということです。特に若いうちは、できることならシビアな環境に身を置いてもらいたいなぁと思います
かわいい子には足袋をさせよ・・・ぁれ?www
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燃える男の唄
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